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平成20年4月1日から平成21年3月31日まで
事業の成果
【浅めし食堂・給食受託】
浅めし食堂は、地域の高齢者の方々をはじめとしてたくさんのリピーターのご利用と配食によって、地域の健康支援を続けています。
給食受託は平成20年8月末で終了しました。4月から8月までの5ヶ月間の委託料は約526万円の収入がありました。委託を終了したのは、活き粋あさむしのスタッフでが給食の仕事をしていくことができないこと、メニュー作成や仕入れなどを委託側が負担するようになってきて活き粋あさむしで受託する意味がなくなってきていたことが原因です。委託を受けた当時は、給食事業と浅めし食堂の仕入れや調理を共同で行うことによって経費が抑えられて経営的にメリットがあると考えていましたが、共同で行うことがどんどん減り、一緒に行っている意味がなくなりました。
給食の委託料によって、浅めし食堂のスタッフの賃金を補てんしたり、仕入れの赤字分を補てんしていましたが、委託を終了したために浅めし食堂のスタッフも減らさなければなりませんでした。雇用している職員は平成20年3月末で5名です。
前年度は浅めし食堂・給食委託部門は赤字になっていましたので、経営の見直しをはかってきました。平成21年3月では、経営改善の効果が見られて赤字脱出をはかることができました。
浅めし食堂は年間約717万円の売り上げがありました。年々減少していますが、昨年度は約880万円の売り上げがありましたので、20年度はかなりの減少になっています。来店するお客様が減少していることはもとより、道路工事などのお弁当の依頼がなくなったことが大きな原因です。
コミュニティ・レストランとして、地域の高齢者に貢献できている自負はありますが、存続していくためには新しい取り組みも必要になっていると思います。
<高齢者のお弁当の配達>
※浅虫地域の高齢者7名に健康弁当を配達しています。
高齢になると、栄養バランスがよい食事を毎日とることが難しくなります。高齢者の健康には食事が大きな比重をしめています。特に高齢の夫婦、一人暮らしのかたは毎日同じようなものを食べるとか簡単なものですませる、または自己流ダイエットで元気がなくなったり、老けこんでしまったりして免疫力が低下することもあります。(低栄養と言います)
お弁当の配達について、青森市内からお問い合わせがあるのですが、現在配達の関係でご要望にお応えできないでおります。NPO法人サンネットと協力して浅虫地域以外の高齢者へも健康弁当の配達ができるように検討しています。
【体験教室事業】
平成20年度の体験教室事業は、ヘルシーツアー(3泊4日滞在)、食育体験教室(農園の体験と料理教室)、自然観察(早春の花と木の芽の観察会)の3種類を実施しました。それぞれ参加者は2名、12名、35名でした。
ヘルシーツアーは9/14~9/17、食育体験教室は、8/10、9/14、10/12の3回、自然観察は3/22に実施しました。
平成20年度は、体験教室に従事するスタッフの資格取得のために5名が研修に参加して、自然体験インストラクター(CONE)の資格を取得しました。各種体験教室の参加者のみなさんに、楽しく安心して受講していただけるように企画を考え、安全に配慮したプログラムを作成することができるようになりました。
【農業】
本格的に農業を始めて3年目の年度となりました。「浅めし食堂」に食材を提供し、安心してたべることができる野菜を活用することができました。
ビニールハウス2棟目を設置し、春の時期から農業ができるように体制を整えました。地域に根ざした農業の手法について視察や取材が増えました。
農業は経営のために大規模化がすすめられていますが、一方で農的生活に新しい形で取り組む市民の活動が全国で生まれています。
農ハウでは、桜庭農場長がシンポジストとして参加して活動を紹介しました。
浅虫小学校の授業の一環として、田植え、稲刈りの体験教室の指導を行いました。地域の人10名が手伝ってくれました。
農業の課題は、100万円程度の年間経費がかかっているのですが、現金売り上げがないために事業の継続が困難になることが想定されることです。畑で収穫した野菜を浅めし食堂で活用していますが、浅めし食堂の利用者が減っているために、食堂で使い切れないことが原因の一つでもあります。収穫した野菜を積極的に販売していくことや加工して販売するなど、現金収入が得られるようにしていく必要があります。
野菜の販売に向けて、付加価値をつけるために特定栽培の届け出や、自然農法の研修を行っています。さらに、おいしい野菜作りとおいしく食べる料理の提案をしていきたいと考えています。
【ホタル事業】
ホタルの飼育と放流を実施しています。青森県ホタルの会で情報交換と交流を続けています。平成21年度には全国ホタル研究大会が青森で行うために打ち合わせ会議を実施して、大会開催に向けて具体的に準備を行いました。
【視察 ・研修】
地域づくり分野、農業分野、コミュニティ・レストラン分野など様々な分野の視察研修の依頼を受けて実施しました。
<視察受け入れ団体一覧>
4月 JICA
7月 農山漁村文化協会
7月 青森県立保健大学 韓国学生
8月 兵庫県神戸市
9月 七戸町保健協力委員
9月 労働金庫
11月 みずほ情報総研㈱
11月 福島県喜多方市議会
11月 特定非営利活動法人市民フォーラム21・NPOセンター
10月 大阪府高槻市
10月 (協)プランニングネットワーク東北
10月 北海道総合研究調査会
10月 岩手県大船渡市国保運営協議会
11月 北海道敏音知ふるさと地域力再生協議会
【その他】
浅めし食堂が行っている健康な食事の情報発信や遊休農地を活用した農業や農業体験、郷土料理教室の活動が認められ、平成21年3月に、東北農政局による食育表彰を受賞しました。

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